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鉄骨造4階の建物の屋根の下の空間を子供部屋に
元々、物置的な空間でした。

地元の建築会社さんに相談したそうですが、この部屋の暑さや寒さを解決するには、
今の天井や壁を剥いで、断熱材を入れてからもう一度つくるので、費用が大きく掛る。
そこで、2階の空いている貸店舗に造ったらどうでしょうか?言う解決策だったらしい。
費用も500万を越え、困っていた所に弊社の暑中見舞いの手紙

ピン~きて電話してくれました。

子供達の部屋をつくる事が、このリフォームの全てではない。と思いました。
小学生高学年の長男そして次男 自分の部屋
友達を家に呼べる事や家族との暮らしの中で、自分の時間をつくり、自立していく時期
でも、家族との団らんや食事なども、孤立してはいけない。

予算と、家族の絆をどう解決するか?
予算内で2階に広い子供部屋が出来たとしても、
家族が一緒にいるリビングから子供部屋へ行くには、一旦玄関から階段を降りていかなければいけない。
これでは、住宅として機能しない。

これから子供達が子供部屋を使い、自立していく年数(時間)は、10年位も無い。
ほぼ高校卒業から、可能性は少ないが、大学4年間位ぐらいか?

なら費用を抑えて、思いっきり面白い部屋を提案したい。
冬 寒くなく、 夏は暑くない ここの場所でしか出来ない大人でも楽しめる秘密基地を創る。
建築素材の面白さ。  天井、壁を硬質ウレタンフォームで包んだ空間を提案した。

さすがに、両親も想像が出来ないらしい (想像出来ないのだ)
そこで、市販のウレタンスプレー缶でカタチをつくりイメージを再現して話しました。

「雪のかまくらのような部屋をここに造ります。
普段は壁の中に吹込まれる断熱材ですが、この鉄骨を断熱材で包んで天井の高さ大きく確保して、断熱、気密が取れるシンプルなデザインです。」と~

それでもあまり理解されない。

でも、私が楽しく話すものだから、「全て関原さんに任せます。」の信頼
嬉しいですね~^^
何でって聞くと、プロの美容師さんなので、お客様のカット要望を大枠聞いて任せてもらえる事で最高のカット技術が出来るのこと。 なんか同じ匂いがしているそうです。(笑)

工事は、なんと言っても階段の登り降りが大変でした。
解体、大工さんなどは、 長さ2.5m以上のモノは階段から上げられず、全て下で切って登る大変さ

(この11月でも汗ビッショリ)
究極は、隣の銀行さんの屋上から搬入もさせて頂きました。

簡単な断熱の話しになってしまうと、危険なのでちゃんと説明しておきます。
硬質ウレタンフォームは、紫外線に当たると黄色く変色して時間と共に劣化していくので、
ウレタン吹付後に、浸透性のエマージョンペイントをその上に吹付けています。
塗装色を同じウレタンフォーム色に合わせているので、ぶつけたり、凹んだりした場合でも表面と内部の色が同じなので目立たないようにしました。
大切なのは、施主の事を考えて、10年後もちゃんと使えるように考えていくことだと思います。

床は、足音の振動を抑え、歩行感いいタイルカーペット500角を採用。
もしこぼしたり汚してもそこだけ取り換えられます。
内装工事で余ったタイルも大切にここに保管してもらいます。
テーブルを片側に寄せれば、机 真ん中に置けばテーブルになるように、 創作で大工さんに造ってもらいました。 本棚も一緒に同じセットです。
創作家具の良さは、とても空間が温かく統一されて心地よいことです。
大工さんにつくてもらう事は、子供達にとって特別の意味が生まれます。

買うのではなく、ここで造るという特別なモノ
そして、永く使い続けられる愛着
そんな事をこの家具たちに想いを込めて創作します。

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完成後、子供達は直ぐに自分の宝物を並べて嬉しそう~
家で一番暖かい場所が出来たと喜んで頂きました。
大きく成長していって下さい。 ありがとうございました。
こんなに喜んで頂き嬉しい限りです 感謝。